黒にんにくと普通のにんにくの違い

黒にんにくは、にんにくを熟成発酵させたもの

黒にんにくと普通のにんにくの違い

黒にんにくは、生のにんにくを3〜4週間高温多湿の環境のもとで熟成させたものです。

 

熟成させることで、色や味が変化し、私たちの体に有益な栄養分も大幅に増強されます。

 

黒にんにくにすることで、味はフルーティーになり、ドライフルーツのような触感で、生のにんにくにはなかったS−アリルシステインという物質が発生し、これが私たちの体に良い効果をもたらすとされています。

 

黒にんにくと普通のにんにくの違い

にんにくといえば古代エジプト時代から食べられていて、ビタミンB1が豊富で疲労回復に効果があり、あのピラミッドを作る活力の元になったともいわれています。

 

人の体を構成するたんぱく質は20種類のアミノ酸からできていますが、そのうち9種類は体内で生成されないため食べ物から取り入れなければなりません。

 

その必須アミノ酸のうち、にんにくにはナント7種類含まれており、 黒にんにくとして熟成させることで、そのうち5種類の必須アミノ酸の量が生の状態の時よりも増加するのです。

 

黒にんにく効果

黒にんにくは自分でも作れます

 

熟成させることで生まれる効果

黒にんにくは、生のにんにくを熟成させたものですが、それによって、生の状態の時よりも私たちの体に有益な効果がアップしたり、生の時には無かった効果が生まれたりします。

抗酸化作用の増加

黒にんにくは水溶性、脂溶性両方の抗酸化物質を含むため、体内の広範囲にわたる抗酸化防止作用があります。水溶性成分では生にんにくの8倍以上、脂溶性成分においては80倍近く抗酸化作用がアップしたとの実験結果もあります。
 

黒にんにく

抗酸化作用とは体内の活性酸素を除去する働きのことです。抗酸化(体内が酸化するのを防ぐ)、つまり、体の中がサビて老化しないようにしてくれるものです。

水溶性の抗酸化物質は血液の中に含まれており、活性酸素の攻撃から細胞を守っています。また、脂溶性の抗酸化物質は主に血液中の悪玉コレステロールに入って、酸化を防いでくれます。

 

こうように、水溶性抗酸化物質と脂溶性抗酸化物質とはそれぞれに働きが違うので、両方を一度に取れる黒にんにくはとても高い抗酸化作用を発揮してくれると言えます。

 

抗酸化物質は、血管の中の細胞を守り、血管壁に悪玉コレステロールなどのいわゆる『サビ』がつくのを防いでくれるので 高血圧・脳梗塞・高脂血症その他さまざまな生活習慣病の予防に効果的です。

 

黒にんにく効果

また、抗酸化物質には抗がん作用もあり、がん細胞が生まれる原因を除去してくれる働きがあります。

 

さらに、血液の流れを良くする効果から、冷え症も改善されますし、シワ・シミ・白髪などの老化現象を抑制する働きもあるので、、アンチエイジングや美容への効果も期待できます。

 

生のにんにくにもこれらの抗酸化作用はありますが、黒にんにくとして熟成させることにより、より効果・効能がアップするのです。

 

S−アリルシステイン(水溶性含硫アミノ酸)の発生

黒にんにくにすることで、生のにんにくでは見られなかったS−アリルシステイン(水溶性含硫アミノ酸)という物質が新たに発生します。

 

このS−アリルシステインは、抗酸化作用・肝障害予防作用・がん予防作用・がん細胞増殖抑制作用など、多様な薬理作用を有することが研究報告されています。 特にがん予防においては多大の効果があるとされ、注目されている物質です。

ポリフェノールが増加

黒にんにくは、熟成発酵の過程でポリフェノールが増加するため、黒色になります。
ポリフェノールの量は、ナント生の時の10倍以上と言うから驚きです。

 

ポリフェノールはワインやチョコレートでおなじみの物質で、抗がん作用・血行促進・美白効果・抗アレルギー効果・抗炎症作用・腸内解毒作用改善等、様々な効果があります。

ニオイが消える

黒にんにくにすることで、にんにくのニオイの原因であるイオウ化合物が消え、フルーティーな味になります。 食べた後のニオイも気にならず、外出する前や人と会う前に食べても大丈夫です。

 

料理の素材としても魅力的

黒にんにくと普通のにんにくの違い

生のにんにくは、栄養面だけではなく、豊かな香りと美味をもたらしてくれる大切な食材でもあります。 特に中国料理やイタリア料理では、調理に欠かせない大切な素材です。

 

黒にんにくも、そのまま食べてもおいしいのですが、料理の素材としてもまた大変魅力的です。 これからどんな料理とのコラボレーションが待っているのか、とても期待できます。

 

黒にんにく効果

黒にんにく使った料理レシピはこちら